保護者各位

 

東海地震における児童への対応についてのお願い

 

テキスト ボックス: 陽春の候,保護者の皆様には,ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃は本校の教育活動に,ご理解とご協力を賜り,誠にありがとうございます。 
 さて,東海地震に関する国の情報発信は,地震発生の切迫度が高まるのに合わせて「観測情報」「注意情報」「予知情報」の3段階となっています。学校では,江南市地域防災計画地震災害対策計画に基づき,児童への対応を次のように考えています。 
 お子さまが登校した後,「注意情報」「予知情報」が発表されたり,東海地震が発生したりした場合には,いち早く,保護者の皆様のもとにお子さまを確実に引き渡すことができるようにと考え,裏面にあるような対応をしていきます。「東海地震における児童への対応」をよくお読みいただき,ご協力をお願いします。 
 また,それに伴いましてお子さまを引き渡す際に必要な緊急連絡カードを2部作成したいと思います。別紙にある「東海地震における緊急連絡カードの記入の仕方について」をお読みいただき,緊急連絡カードに必要事項を記入し,4月11日(月)までに学校保管用を担任へ提出してください。

〈資料〉

 

東海地震の予知に関する「観測情報」「注意情報」「予知情報」について

 

                    (中日新聞,朝日新聞の紙面による)
 
気象庁は,東海地震の予知に関する情報について,防災上の対応は必要のない「観測情報」,注意に相当する「注意情報」,警報に相当する「予知情報」の3段階を発表する。
 例えば東海地域の18か所に設置したひずみ計のうち,1か所で異常をとらえた場合「観測情報」を出す。参考的な情報で,一般の人は特に対応する必要はない。
 
「注意情報」は,ひずみ計のうち2か所で基準を越える異常があった場合などに発表される。前兆現象の可能性が高まったとの判断で,首相官邸には対策室が設置され,地震における対策が検討される。
 
「予知情報」は,もっとも危険度の高い情報で,この予知情報を受けて,首相が警戒宣言を発令し,事前の避難や交通規制(名鉄電車は運行停止となる)などが実施される。
 

 

テキスト ボックス: 東海地震における児童への対応

このことについて,学校では次のように指導し,児童の安全確保に努めていきます。ご家庭でも,ご理解,ご協力をよろしくお願いいたします。

 
 

 


 

 

 

 注意情報  が発表された場合について

 


(1) 児童が
在校中に注意情報が発表された場合,授業を中止し,集合場所までは職  員引率のもと,速やかに通学団で下校させます。
   職員が集合場所でしばらく待ちますので,留守であった場合は集合場所まで戻  るようにあらかじめ伝えておいてください。その後,児童を学校に連れて帰り,  体育館で待機させますので,迎えに来てください。            
  ※ 
あらかじめ留守になると報告いただいているご家庭の児童は,体育館に待機   しています。
(2) 児童が在宅中に注意情報が発表された場合は休校としますので,学校から連絡  があるまでは児童を登校させないでください。
 

 

 

 予知情報  が発表された場合について

 

 
「注意情報が発表された場合」に準ずる。
    ☆ この時,交通規制(名鉄電車が運行停止になります)が行われます。
 

 

 

東海地震(震度5以上)が発生した場合について

 

(1) 児童が在校中に東海地震が発生した場合は,児童のけがなどを把握し,体育館  で待機させます。お迎えの方を待って,一緒に下校していただきますので,学校  に迎えに来てください。
(2) 児童が在宅中に東海地震が発生した場合は休校としますので,学校から連絡が  あるまでは児童を登校させないでください。
 

  ☆登下校中に地震が発生した場合の注意事項

    ア 塀,ブロック,高圧線,神社,寺院の灯籠,石垣,石塔,石碑などに近寄ら

     ないようにするとともに,塀や看板などの落下物に注意しながら,安全な場所

     に避難する。

    イ ガソリンスタンドや道路に放置してある車などは,爆発の恐れがあるので遠

     ざかるようにする。

    ウ 余震によっても,家や塀などの建築物が倒壊することがあるので注意する。

    エ 道路や橋等の状況で異常があれば直ちに学校(56-3200)へご連絡ください。

 

 

このプリントと緊急連絡カードは,1年間保管しておいてください。